こんにちは、たもです。
今回はいかにして学びを身につけるかというのを
「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑氏の本から紹介したいと思います。
まずはトピックスは3つ
1.インプットよりアウトプットを多くする
2.行動して、回数を増やし、自身の記憶に定着するとともに成長を感じる
3.具体的にどんなアウトプットがあるかを紹介
1.インプットよりアウトプットを多くする
皆さんは、インプットばかりに集中していませんか?
アウトプットとインプットに関して面白い実験結果があります。
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士が、小3から中2までの100人以上の子供達に人名年鑑に書かれた人物プロフィールを覚えて暗唱するよう指示しました。
子供達に与えられた時間9分のうち覚える時間(インプット時間)と、
練習する時間(アウトプット時間)の割合をグループごとに異なる時間が指示されました。
その中で最も高い結果を出したのは約60%をアウトプット時間に当て、40%をインプット時間に費やしたグループでした。
通常は本を読んだり、何かを見たりする勉強を中心にしていますが
インプット時間よりアウトプット時間を増やすのが重要です。
著者はインプットとアウトプットの黄金比は3:7と定義していました
少なくとも半数以上はアウトプットしましょう!
また、記憶の定着には回数も重要です。脳に入力された情報は「海馬」に入り、2〜4週間は仮保存されます。仮保存期間に3回以上アウトプットすることで重要な情報と認識して、長期記憶の「側頭葉」に移ることになるのです。
最後に、成長を継続させるために、フィードバックも欠かせません。
アウトプットした際うまく行った時、失敗した時を振り返り、インプットに修正を加えることが重要です。良かった場合でも、よりよく修正できないか、できなかったときは反省、原因究明、改善を考えます。
2.行動して、回数を増やし、自身の記憶に定着するとともに成長を感じる
インプットをしたあと、多くのアウトプットをする必要があるのはお伝えしました。
その後に、特に必要なのは「行動すること」です。
例えば、まず節約には固定費の削減が必要と知ったのち(インプット)、ノートなどに書き留めます。
ただ、実際に固定費を削減する方法(本ブログで案内してるスマホの通信量を下げるなど)を実践しなければ新しく知ることも、自己成長もありません。
まずは、行動することを念頭にインプット、アウトプットを行っていきましょう!
ただ、行動したことが一回だけでは、なかなか人間変わらないものです。
一番行動することができた次は「続ける」ことです。
続ける際に重要なことは「目標を細かく」「今日やることだけに集中」そして何より楽しむことです。
例えばダイエットにしても「10キロやせる」としても、脳が無理と考えなかなか大きな目標では続かないことがあります。であれば小さく「1か月で1キロダイエット!」など目標を細分化します。
次に、今日行うこととして「運動を30分する」や「まずカロリー計算してみる」という今日やること明けに落とし込んでみましょう。
最後に楽しんで行うことです。小さな目標を達成するたびに自身をほめてあげて、また日記などで成果を記録し、成長を楽しむなどを行っていきましょう。
中目標(例えば2キロ痩せたらなど)の時にご褒美を自身にあげるなどもよいかもしれません。
3.具体的にどんなアウトプットがあるかを紹介
それでは最後に、具体的にどんなアウトプット方法が良いかということです、
まず、身近な「話す・表現する」時ですが、事実+感想&意見が良いアウトプットにつながります。
おいしいラーメン屋さんいったとして、どの店に行ったのかということだけでなく、「魚介スープが濃厚」という感想や「すぐ行列店になるとおもう」などの自身の意見が必要になってきます。
そしてアウトプットする際にはポジティブなアウトプットをすることを心がけましょう。
ノースカロライナ大学の研究で、うまくいっているチームや夫婦の場合ポジティブな意見が3、ネガティブな意見が1と、ポジティブな意見がかなり多いのがわかっています。
学びを結果に変えるアウトプット大全 [ 樺沢 紫苑 ] 価格:1,760円(税込、送料無料) (2025/1/31時点) 楽天で購入 |