コミュニケーションにはまず傾聴?(悪魔の傾聴)

自己啓発

こんにちは!たもです。
今回はコミュニケーションでお困りの方、相手の本音が知りたい!というスキルについて
書いてある本中村 淳彦氏「悪魔の傾聴」について紹介です。

気になる相手がどう思っているか知りたい、部下・同僚について状況を確認するときどうすればいいか?
などいろいろな状況で利用できます。
この、コミュニケーションスキルを獲得することで、相手の理解向上をし、好感が持たれるようになります。

まず、大きなトピックスとして3つとなっています。
1.基本姿勢…HHJの三大悪・相手の話のみ興味をいただくようにする。
2.実践の仕方…どのような場・状況を作り、話しの展開を行うか
3.傾聴のメンタル…目的のみを目標にコミュニケーションをとる。

では、それぞれを深堀していきましょう

1.基本姿勢
 まず基本的な姿勢に関してHHJの三大悪と記載しましたが、
否定しない、比較しない、自分の話をしない
というそれぞれの頭文字をとって中村氏はHHJの法則としています。
ではどのように話を展開するかというと、相手の興味を聞きながら、相づちを打ち、つなげていくこと
を中心にします。

どのように話をつなげていくかですが、話し手(相手)が主役という認識を持ち、
相手の話で知らないこと、初めて聞くことについて質問しましょう。
例えば、相手が好きな映画、ドラマ、アイドルなど様々な点で話をする際、知らないことについてそれはどんなもの何か?を聞くことで話を広げましょう。

次に、話しを広げる方法としては、相手が行動したこと、なぜそうしたのか理由を聞いてみましょう。
人の行動には必ず理由があります。その理由の裏には本人の願望や、感情に基づいて行動します。
特にその願望や感情について質問ができるようになれば雪だるま式に広がっていきます。

最後にテクニック的な内容ですが、相手に好感を持ってもらえるようにする最初の問いかけは、
誉め言葉とともに、イエスノーで答えられない質問をしましょう。
素敵な女性がビールを飲んでいた場合、「さっきからきれいな方がいらっしゃるなって。ビール好きなのですか?」と
相手に好感を持っているメッセージとともに、相手のことをほめ、また会話が続くようイエスノーで答えられない質問をするという
3つの効果を狙っています。
とはいえ、それでうまくいかないこともありますので、また別の方に声をかけて頑張りましょう!

2.実践の仕方
まず、どの場所で傾聴したほうがいいかです。
それは、相手のホームの場所が良いです。相手の語り安さを優先し、相手の住居の近辺の場所、
もしくは、職場の相手の行きつけの場所など相手がなるべく語りやすい場所が良いです。
相手との関係性もありますが①相手の自宅→②相手の自宅近くの店→③最寄り駅周辺の店→④相手が思い入れのある繁華街の店
→⑤故郷の近く
の順番でどこがいいかを聞いてみるのが最初です。

次に、店などでどこに座るのがいいかですが、できれば対角線もしくは横です。
なぜそこかというと、視線の逃げ道を作るためです。
緊張し続けたりすると、疲れてしまい会話を続けようとする姿勢自体がなくなってしまうので、できれば一息つける状況がいいです。

最後に話をするときは、前置きをせず、すぐに本題に入りましょう。
そして、どんな状況でも(例えば相手が相談事や気まずいことを話しをしたとしても)話を聞く姿勢が重要です。
相手は解決を求めていません。基本的に話を聞くというのを最後まで聞くというスタンスを取りましょう。
ただ、相手の話をずっと聞くというのは案外体力を使うものです。
約90分を目安にしましょう。

3.メンタル
傾聴の際の話の聞き方の心の持ちようについて記載します。
中立に立ち、「相手に気に入られたい」という考えを捨て、目的のみを目標にコミュニケーションをとりましょう。
自身より目上の人でも、年下でも、地位が低くても高くても、姿勢は変えてはいけません。
そして目的(部下の本音が聞きたい、商談の成功、モテたいなど)のため、それ以外に中途半端にいい印象を与えたいなどは不要です。

総合すると、相手が主役というスタンスで、いかに相手の話を聞き出し、目的のために集中して聞く姿勢をとれるかということに終始することになると思います。

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